IC産業の基盤を形成したものとしての軍事的需要

IC産業の基盤を形成したものとしての軍事的需要
「アメリカにおいて今日のICの産業的基盤を作ったのは,気の遠くなるような軍事予算を背景としたミサイルをはじめとするロケット兵器や人工衛星など宇宙開発装置一最近”スペースエレクトロニクス”と呼ばれている-の分野の必要性からでした(第7図)。ソ連においてもまたしかり。ソ連はそのお国柄によって細かいことはわかりませんが,その予算はアメリカのそれをはるかにしのぐ。とさえいわれており,それに伴うエレクトロニクス開発への成果は,想像にあまりあるものがあります。
軍事面におけるIC採用の最大メリットは,現在のところ,高信頼性と超小型化です。
改良されたIC化による大量の電子装置が,ベトナム戦争を契機として中東戦争,更には英・ア紛争にも大活躍しました。またアポロ計画をはじめ人間衛星船,打上げ用ロケット,そのほかの通信衛星,気象観測衛星などの衛星本体およびロケットの電子装置にはほとんどIC(LSI)が用いられています。」泉川新一(1983)『マイコン・パソコンとOA入門 基本18章』電波新聞社、p.8
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トランジスタ産業形成期における日米の違い-日本における量産志向や垂直統合の追求

米国のトランジスタ産業は、「需要の半分近くが産業用および軍用となっていた」[渡辺誠(1985)『超LSIとその企業戦略』時事通信社,p.37]のに対して、日本では産業用が主体であった。
 日本におけるトランジスタ産業の「垂直統合的形態、民生品指向、量産指向」という性格は、日本では米国と異なり産業用が主体であるという需要構造の結果である。

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Beckman, Johann(1739-1811)関連資料

Beckmann, J., A History of Inventions, Discoveries, and Origins
 
Project Gutenberg
 

Translated from the German, By William Johnston. Fourth Edition, carefully revised and enlarged by William Francis, Ph.D., F.L.S., Editor Of the Chemical Gazette; and J. W. Griffith, M.D., F.L.S., Licentiate of The Royal College of Physicians. London: Henry G. Bohn, York Street, Covent Garden.1846.

 
 
 
 

https://archive.org/details/b28768772

 
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技術論関係文献

松下和輝(2009)「いわゆる「動力と制御の矛盾」論の論争史に関するノート : 田辺振太郎氏と原光雄氏との「自然科学の分類」論争にも触れて」『立教經濟學研究』62(4),265-281 (2009-03-10)

松下和輝(2004)「「機械の発達」の理論展開 : 『資本論』第I部第4篇第13章第1節の解釈について」『立教經濟學研究』57(4),87-102 (2004-03-10)

松下和輝(2008)「中村静治氏の「技術の内的発展法則」について : 田辺振太郎氏の所論との関連において」『立教經濟學研究』62(2),267-291 (2008-10-10)

Takao Nawa

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技術の社会的構成論(Social Construction of Technological System)

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電気技術史関連資料 - ダウンロード可能な雑誌

Internet Archiveに収録されているトロント大学の電気技術分野の歴史的雑誌のコレクション。
Electrical world, Vol.1 No.1(1883)-Vol.14(Dec. 29,1894), New York McGraw-Hill Publishing Company, Inc., Canadian Electrical news and engineering, Vol.17(1891), Don Mills, Ont. [etc.] Southam-Maclean Publications, Electrical news and engineering, Vol.19(1910)など多数の雑誌が収録されている。
 

Gooday, Graeme (2008) Domesticating Electricity: Technology, Uncertainty And Gender, 1880–1914, London:Pickering & Chatto, 292pp

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技術資料保存の意義を強調した論考

著者の当時の所属は通商産業省生活産業局。本論考において著者は、「産業技術の歴史に係る活動は,記録・保存,集大成・体系化および提示の3分野から構成される.記録・保存は,技術革新の現場に携わった人々の生きた証言を記録にとどめることであり,また,研究ノート,会議録などの資料や製品,試作品などの記念物を,生の歴史を消失しないように保存することである.産業技術の歴史に係る活動の基盤として必要欠くべからざるものである.」とするとともに、「現状において,記録・保存に関しては,生きた証言の記録は限られた例が見られるのみであり,資料,記念物も年月を経るほどに散逸,消失が進んでいる.集大成・体系化に関しては,社史,業界史などの例は多く見受けられるものの,「人間の歴史」や体系化された「技術の歴史」として取りまとめられている場合はほとんどない.また,科学技術史の研究者による活動も見られるが,戦後の産業技術の歴史に係わる研究は少ない.」としている。
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電気自動車の歴史に関するダウンロード可能な資料

通史的記述
The golden age (1890-1920)/ The intermediate period: the emergence of the industrial electric vehicle / A new awakening (1970-2000) / Electrically driven vehicles for the future ほか
 
20世紀初頭の電気自動車関連参考資料
電気自動車 Detroit に関する1908年~1920年頃までの様々な歴史的記事、および、American Cars、1805-1942の中のDETROIT Electric Detroit, Michigan 1907-1939 Standard Catalogを画像で見ることができる。
 
Lloyd, McAllister R. (1914) “Early History of the ElectricVehicle : First Motive and Impulse to Construct Electrics as far Back as 1886” Electric vehicles, Vol.5, No.6 (Dec. 1914), pp.233-235
 
Electric vehicles : A Magazine For The Electric Motor Car User, Electricity Magazine Corp., Chicago
20世紀初頭の上記雑誌に関して、下記の号などを、Internet Archiveより全文ダウンロードできる。

[参考情報]hathitrust.orgにおいて、”Electric vehicles”でタイトル検索した結果の中には、1890年代の新聞”Electrical Age”などが”Electric vehicles”というでタイトルで表示されているので注意が必要である。またElectric vehicles, Vol.6-7(1915)Vol.7-8(1916)Vol.10(1917), Vol.10(1917)[Vol.10-11と表示されているのは誤りで、Vol.10しか収録されていない]は、カラー表紙がグレー表示になっている。
なおVol.7-8(1916)はカラー表示である。

 
 
図版多数あり
 
 

American Technical Society (1910) Cyclopedia of Automobile Engineering ; A General Reference Work on the construction, operation, and care of gasoline, steam, and electric automobiles, instruction in driving, commercial vehicles, motorcycles, motor boats aerial vehicles, self-propelled railway cars, etc., American Technical Society,Chicago, 392pp

 
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18世紀におけるワットの蒸気機関の台数

Smales, Bernard J.(1975) Economic History,Made Simple Books, p.33によると、1775-1800年にBouton-Watt商会による蒸気機関の用途別台数は下記の通りである。
 
綿工場(Cotton mills) 84
炭鉱(Collieries) 30
鋳物工場および鉄工所(Foundries and forges) 28
銅鉱山(Copper mines) 22
運河(Canals) 18
醸造所(Breweries) 17
羊毛工場(Wool and worsted mills) 9
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蒸気機関に関する図版

セーバリー型蒸気機関で揚水し動力水車を駆動させるPeter Keirの動力機(1793-94)、ニューコメン型蒸気機関、ワット型蒸気機関など、蒸気機関に関する図版が10頁にわたり、何十点か収録されている。
当該の頁は、pdf版ではp.249, p.251, p.253, p.255, p.257, p.259, p.261, p.263, p.265, p.267である。

蒸気機関に関する212の図版が収録されている。
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